人と物体の境目

2003年2月6日 日常
患者様の容態が急変してなくなった。
あっという間のことだった

ホンの数時間前まで食事をしてた。
笑っていた。。。

救急カートが運び込まれ、
心マ、挿管、次々となされていく
医師、看護師、技師が入り乱れる。
次第に重い空気が漂う

しばらくして装置、器材が運び出される。
死後処置をされていく。
空虚な時間が流れる

そこには「生」は存在しない。
1つの遺体と化している

でもご遺体を霊安室に移す際、
まだその体にはかすかな暖かさが残っていた

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